2009年6月11日

20年使える、ジッポーライター

20年使える、ジッポーライター


20年使える、ジッポーライター



入り口が閉まって、営業終了した喫茶店に駆け込む。

あのー、ライターとたばこの忘れ物ありませんでしたか?

あ、それそれ、良かったー。


若い頃から、ずっと使い続けている道具がある。

オイルで使うジッポーライターだ。

かれこれ、21年になる。
その間、住所は10回は変わり、途中延べ2年以上
海外ツーリングにも行っていた。


よくもまあ、長い間なくならずに、手元にあるものだと
感心してしまう。
引っ越しがすんで、いつまでも段ボール箱がある
状態で、少しずつ片付いていくと、どこかの荷物の
中から、そのジッポーライターは出てきた。


オイルの補充ができない(ガソリン使えばそんなことはないけど)
長期ツーリングでは、持って行かずに家に置いていった。


もともとは、古い10円玉のような、鈍い茶色だったが、
いまは、カッパー・メタリックというような色に変わった。

もとの色は、今はライターの底部分にわずかに
残っているだけだ。


20年の歳月をかけて、塗装が剥げていったのだ。


発火用の石と、オイルの補充を続けるだけで、
ほぼ永久に使えるのではないだろうか?


一度だけ火の突く芯を短くカットした。
先端部分が真っ黒に焼けていき、短くなってきたからだ。
替え芯も用意したが、先端カットだけで事足りたので、
それを使うことはなかった。

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